日の出直後の朝6時50分頃から8時の約1時間、並びに夕方日没直前の16時~17時頃の2回、鷺池・浮見堂を含めた高畑町東部を巡回してみた。問題の裁判所跡の森は柿や木の実も多く野鳥は確かに多かったが、奈良公園や飛火野~春日大社程の密度ではない様だ。
野鳥は基本的に利口だから、環境が変わっても生態系に影響があるような事は無いし、広大な奈良公園付近から消えていなくなる事は無い。鷺池や荒池など水は豊富にあるようだし、猛禽類に追われても隠れる樹木は無数に存在する。むしろ最近の海外からの観光客の増加で飛火野に人が溢れ、今までいたビンズイやアトリ、ニュウナイスズメが広い飛火野辺りから居なくなり、居るのはセキレイ系ばかりとなっていた。勿論これは時期的な理由の方が大きいかもしれない。
早朝、問題の裁判所跡の敷地内にイカルが木の実をついばんでいた。
もう既に次の冬芽が出て来ていた。
それから10分ほどして何やら鳴きながら上空を舞う中型の野鳥が居るので何だろうと思いカメラで追い掛けたら、先ほどのイカルだった。しかし初めて聴く鳴き声だったのでパソコンで観るまでは種類が判らなかった。
意外に羽根は広く長かった。
こちらは日陰の枝に居たアトリ。♀だろうか。
こちらは鷺池で水を飲んでいた♂のアトリ。
幾度も舞い降りて来ていた。
林間部の日陰部分ではコゲラが飛び交っていた。
コゲラ、シジュウカラ、ヤマガラ等と小群れを形成していたエナガ。
ヤマガラは単独でも行動している。
樹のネットはシカの食害を防ぐための物、奈良公園にはたくさん存在。
荒池にはカワセミが居た。
コンデジでこれだけ寄れるのだから・・・・。