ヤマセミはショウガイ同じ相手とつがいを組むが、オシドリなどはオシドリ夫婦の言葉とは裏腹に毎年繁殖の相手を替えるとの事。不謹慎にも羨ましがった奴がいたが、それはそれで結構大変らしいのだ。骨身を削って勝ち抜かねばお目当ての相手とカップリングできないのだ。
したがって、この秋も深まる頃からカップルに成ろうとオスがメスを、またあるいはメスがオスを追いかけまわしたりするようなのだ。いわゆるディスプレイなどというアピール合戦がこの頃から行われる様だ。人間などは年中やっている事なのだが・・・。
今日の画像はそういった野鳥の生態画像をお届けしたい。まずはヤマセミ!
繁殖期前のヤマセミは普段のつがいの距離感よりは少し離れた感じだが、時折鳴き合いながらこうして接近する。
人吉市のお住いの辻正彦医師はつい最近ヤマセミの疑似交尾と思われる行動を撮影された。例年より相当早い行動と思われる。
一方で、こうしたオス同士の縄張り争いは通年で行われている。上記2枚共々球磨川本流で今日撮影したもの。
カイツブリも何かにおびえて逃げているのではなく、後ろの個体が前を行く個体を幾度も幾度も追い回していた。
上記のカイツブリのすぐ傍ではオオバンが似たような展開を繰り返していた。ここ数年球磨川本流でオオバンの数が増えてきているように感ずる。