理由は人吉盆地の地底に有る二層の温水帯(=温泉)の影響で球磨川本流、支流のいくつかの水温が少し高いからであると思われる。これは現在調査中だが、その暖かい川の流れに盆地特有の冬の冷たい空気が触れて、濃い霧が発生するとみられている。
適度な湿度と地熱で冬でも羽虫・昆虫の類が存在するのだろうと思われる。従ってイワツバメや普通のツバメの採餌飛翔が球磨川流域で視られるのだろうと推察している。川沿いに建つ温泉宿からもこれらを観察できる。
この密度での採餌飛翔は素晴らしい!
普通のツバメはこれほどの密度には撮れない。
関東では奥日光の湯元のスキー場に在るヒュッテの屋根下に巣を造っている。奥日光の場合は夏鳥として飛来するので冬季には居ない様だ。