2017年7月25日火曜日

団塊世代は高原の蝶にも興味を示すのだ! Baby boomers also show interest to the wild Butterfly of a plateau!

九州北部、秋田・青森など、東北北部豪雨に続いて、昨日今日は新潟・福井など日本海側が集中豪雨だと。研究者で探索する長野北部の沼の原湿原へ行けないという事で、霧ヶ峰の八島湿原へ会場を急きょ変更という事になった。

 昨日の高原植物・山野草は勿論こちらでも咲き誇っていたが、広い分数多くの種類に遭遇。しかし昆虫の量は半端ではなく、飛ぶ狂っているという表現が一番似合う環境だ。

 そんな中、関東・武蔵野エリアではまずお目に掛かれない蝶をいくつか撮影したのでご紹介。正式名は中学時代同じ生物部に所属していた昆虫博士にメールで確認してもらう。とりあえずネットで調べた名前で表記しておくことにする。
テングチョウ、北九州の小倉で数年前初めて知った蝶だが、信州で初めて視た・・・と思ったらイカリモンガという昼行性の蛾だそうだ。ウィキペディアでも外観はテングチョウに酷似と出ていた。テングチョウの様に鼻が長くないのでオカシイなと思ったら、蛾だった。

ヒメキマダラセセリ、高速で飛ぶ蝶なので留まった画像しか知らない。♀の様だ。

クロヒカゲチョウ、暗い林間部で飛ぶ黒いチョウ。

クロヒカゲは滅多に開かないが、たまたまラッキー、開いてくれた…と思ったら追っかけたクロヒカゲがいつの間にすり替わった普通のジャノメチョウのオスだそうだ。


ステンドグラスのようにきれいな、小さいヒョウモンチョウ。実はコヒョウモンモドキ。もどき・・・と言っても決してまがい物とか偽物ではない様だ。蝶の世界は難しい。

ヒョウモンチョウは良く見るが、こじんまり綺麗にまとまった柄で目を引く。ネットで観るとヒョウモンモドキという名の蝶が一番近い気がする。奥沢中学校時代、生物部で一緒だった同期の蝶博士からメールが来て、コヒョウモンモドキという蝶で1980年頃から急に数が激減した種だとの事。