昨年もこの時期に紹介した、オスの幼鳥はオスの親が後ろに付いて飛び方や天敵からの身の守り方を教わり、メスの幼鳥はメスの親から教わるそのままを今年も観察撮影出来た。
例の高校のカヌー部が週に何日か朝練や放課後練習を行う人吉城址前、木山の淵での様子だ。
これを見ても、如何にこの場所がヤマセミ達にとって良い環境に在るかお判り頂けるだろう。まさに人吉市の宝物の場所なのだ。
幼鳥教育だけではなく、そもそも此の場所はヤマセミの羽根休めの場所なのだ。其れも相当前から・・・。たぶん人間が町を造る遥か前から。
お決まりの場所で休む幼鳥達。
右岸の球磨川下り発船所側に近い所をカヌーが通ればこの通り共存出来ているのだ。この素晴らしさを何故全国に情報発信しないのだろう?
カヌーの練習が無ければ、こうして親鳥が後について・・・。
ターンや、猛禽類、カラスに追われた際の逃れ方を教授・練習している。ある意味非常に注目に値する場所なのだ。