2017年3月15日水曜日

至近距離で冬羽のオオジュリン!  I photographed Reed bunting very close at Shiranui Polder.

 昨日のツリスガラとほぼ同じ場所で、葦の幹をパチパチ言わせて裂いて採餌して居たオオジュリンのレポート。細い水路の両脇に生えた葦の枯れ幹が撮影場所。

 日曜日で農作業の少ないエリアだったため、車は1時間の間1台も通らなかった。干拓地はもちろん農業の場所、道路は農業者最優先だ。ついつい野鳥に夢中になって農業従事者の邪魔をしてはいけない・・・と常時すべてのミラーを確認しつつ撮影没頭するのがお約束!

 これは、鹿児島・南さつま市辺りの大浦干拓、薩摩川内の干拓地、八代市の金剛干拓などでも気を付けて観察するので慣れている。
 熊本県内の干拓地の中には地回りのような煩いのが居て、ルールを守っていてもよそ者を追い出すような輩が居て問題になっている場所も在るらしい。県外からの野鳥観察者数名が、酷い目に遭ったとブログに投稿しているのを読んで、この事かと思った。その内問題になるだろう。

さて、本題のオオジュリン、車の中からの撮影にしてはなかなか良い距離で撮影できたと思う。水路の中を飛び回っているので飛翔シーンが撮れなかったのが唯一残念。
オスは夏場は頭部が真黒!北海道の7月頃真黒な頭のオスを見られる。

真黒顔が薄れる姿しか九州では観られないようだ。


キャベツの葉に留まるオオジュリン

オオジュリンのメス、


6~7年前熊本市の江津湖でも数羽目撃し2011年頃出版した「江津湖の野鳥」に掲載している。