球磨川本流の一部には100羽を超す群れが数か所に見受けられた。球磨川本流と言ってもその居場所は日によって違う為、何処とは言えないのが難点。情報を聞いて行ってみたが「居ねーじゃねーか?」等と揉められても困る。人の情報だけを当てにして自分の眼で歩いて探す努力を怠っていては野鳥観察とは言えない。
此のオシドリは「鴛鴦」と書く。確か地下鉄の駅のホームから見える壁がモザイクタイルで出来ていてこの鴛鴦と書いてある駅が在ったような気がする、何処だろう?神保町とか新御茶ノ水当たりだったか?
いずれにせよ、オシドリは新宿御苑にもいる。毎年飛来してくる名物鳥で園内を散策する愛鳥家たちにも人気だ。しかし新宿の高層ビルを背景に観るオシドリより、人吉や球磨川の自然をバックに群れるオシドリの方がはるかに素晴らしい。
良くおしどり夫婦と言うが、オシドリは毎年相手を替えるのだ。
一見、オスの方が多く見えるが派手だからだろうか?
人吉市の南、球磨川支流の奥地のオシドリ小群。
非常に神経質で、何かに驚くとすぐ全部飛んでしまうが、いつの間にかもとの場所に戻って来てくれる。
ディスプレーは終わったのか?ペアリングは出来ているようだった。
球磨川本流の群れは、常に日陰の暗い部分に寄り添って休んでいる。
この時は皆陸に上がって休んでいる感じだった。もうバイ菌のように沢山居て数える気にもならなかった。こういう群れが3カ所ほど続いていた。