昼になって、球磨川支流の山岳部へ単独行。ここは今回師匠の古江さんに案内いただいた野鳥の宝庫。冬季は作物を作らない山間部の畑を囲むように球磨川支流が流れ、人気はまるで無い。
道路の補修を行っている部分もあり、交通止めがあちこちに点在している。
そのパズルのような草道を車で乗り入れ、トロトロ走る。ヒヨドリの声が聴こえるのは日本の田園風景としてはこの時期当たり前。それ以外の声が聴こえないか注意を払う。すると聴きなれたヤマセミの声がダブルで・・。やはり居た!人吉界隈は川のあるところヤマセミ在りの証明!
しかし最初に目に入って来たのは白く大きな野鳥、ノスリだ!
お昼12時に現場について、1時間もいない間に三種の猛禽類に遭遇。それも飛翔中ではなくすべて樹に留まっているという幸運。猛禽類は飛んでいる姿を下から見上げてしまっては皆同じに見えかねない。その意味からすると非常に幸運だった。ノスリにチョウゲンボウ、最後はハイタカ。特にハイタカの枝留まりは猛禽類専門家以外なかなか遭遇できない。今日はまず最初の遭遇ノスリから。
まっすぐこちら目指して降りてきた。
カットごとに説明は不要だろう、筆者の前を悠然と飛び抜けて行った。綺麗だ!