しかもよちよち歩きで、人間の足に近い扁平な足で、この鳥の魅力にはまるとは当初思いもよらなかった。
熱帯の極楽鳥の方がはるかに綺麗で魅力的だった。その後、オーストラリアなどでインコやオウムが街中を飛び回っているのを見て、日本でもこういう様な状況に成ると良いなと思った。
熱帯の極彩色の野鳥ではないが、モノクロながらゴージャスなヤマセミが人口3万人以上いる盆地都市の街中を自由自在に飛び回っているのを知って、メーテルリンクの「青い鳥」を想い出した。
灯台元暗し!じゃないが、素晴らしい環境が日本国内にも在ったのだ。
野鳥撮影ファンは、野鳥情報を訊き出しカメラと三脚を持って目的地に行き、取りあえず居た、撮れた!で十分満足して戻るのが普通だろうと思う。
しかし、昔からスポーツ撮影ばかり行ってきた筆者は、動いている時の人間の姿こそ躍動感が有って素晴らしい事を知っている。
野鳥は更にその動きの上に翼が有って、其れを羽ばたかせる動きが加わる事で人間以上の動きの素晴らしさが出る事を知った。これを撮らないでどうする?これが野鳥撮影にはまった主な理由だ。
そういう訳で今日の画像は飛翔姿のヤマセミ、第1弾!
いずれも、人吉市内での撮影。新ヤマセミ写真集に掲載予定だ。