例えば、航空機ファンが沢山居るのはよく知っているが、彼らの世界で航空機を連写してもせいぜい数パターンの変化しか撮れないと思う。これは翼と胴体が固定されているので角度に寄る変化のフォルムは幾つかに決まってしまうのだ。
しかしヤマセミの場合は、翼と胴体は可変の接合方式なので、胴体と翼、さらには胴体と首も可変なので、頭・胴体・主翼(左右が違う動きをする)の変化の組み合わせが生じ、色々な瞬間フォルムが撮れると言う訳だ。これが面白い!
場所はおなじみ、人吉・球磨川のダイブポイント。高低差は相当在る。15~7mはあるだろう。途中で2度ほどブレーキを掛けているようだ。このブレーキで水中の獲物の動きを視ながらダイブポイントを調整しているのだ。
各画像へのコメントはしないが、観ていただければ十分に判ろうと思う。
下の黒い部分が川面、実はこのままの姿勢で着水し、強烈な腹打ちダイブになった。