最初はアオサギが羽を広げて威嚇、しかしカワウはモノともせずに寄って来る。落ち鮎なのか流れの緩やかなエリアに溜まっているのか、ダイサギとアオサギが居る場所がどうやらその場所らしい。
だからカワウもそこめがけて潜ったまま移動してくるようだ。そこでバトンタッチしたダイサギが潜ったままのカワウを追い掛け始めた様だ。
首だけ水中に突っ込んで羽ばたいて移動し、カワウを追い回しているように見える。勿論すぐ傍で観ている訳でも、アオサギに訊いた訳でも無いが・・・。
此のダイサギが首を水中に突っ込んだまま羽ばたいて採餌する方法など、聴いたことも観た事もない。大概はじーっと動かず、動きを見定めて一撃・一瞬の動きで魚を獲る手法しか知らない。
結局カワウはすぐその場を離れ、少し下流方向へ去っていった。こういった意味のある野鳥の行動・生態を撮影し記録することが筆者の一番好む所だ。
最初はアオサギが威嚇も効果なし!
次に寄って来ようとした気配を察してダイサギが威嚇!
更に寄るので本気で威嚇!
潜って脇を抜けたカワウ。完全に馬鹿にされたダイサギ!
首を水中に入れたままカワウを追うダイサギ。カワウは縦横無尽に逃げまくる。
上のカットと同じ部分の拡大
そのまま首を突っ込んだままカワウを追いかけ
さらに進んだが、とうてい追いつく訳もなく逃げられた。