このムギマキ、英名にも学名にもムギマキと付いているので日本で最初に発見された野鳥なのだろうか?それとも例のシーボルトが見つけたのだろうか?
ちょうど麦播きの季節になると現れるのでこの名が付いたのでは・という事くらいは誰もが容易に想像できる。
英名=Mugimaki Flycatcher 学名=Ficedula mugimaki
残念ながら昨年やっと原書が揃った日本の三大野鳥図鑑=黒田長禮の「鳥類原色大図説」、山階芳麿さんの「日本の鳥類と其の生態」、清棲幸保さんの「日本鳥類大図鑑」どれを見てもこのMugimakiの名前の由来は出ていなかった。
今日のムギマキは2012年10月29日、人吉盆地の南側白髪岳の麓に近い場所での遭遇で、メジロ、ソウシチョウなどとごちゃごちゃに成っていた。
撮影できたのはメスだと思うが、あまり活発に動き回るという感じではなかった。ソウシチョウの声がうるさくて、鳴き声を観察できなかったのが残念だった。
木陰で静かにしていた。ムギマキのメスと思われる。
一緒に動き回っていたソウシチョウ
この他、メジロも数羽同時に移動していた様だ。
少し離れてヒガラらしき個体を発見!
ヒガラは高山や寒いエリアの野鳥という認識が在ったのだが、南九州でも11月近くに成れば山間地で観られることを知った。