勿論、基本的にヤマセミのヒナは一日一羽ずつ巣立つので、4羽の幼鳥が居るという事は初日に巣立った長男(長女?)と末っ子の間には4日間の差が出来る訳だ。この間に不慮の事故で巣立てなかった兄弟が居ればその分を入れての日程の差が生まれる。
幼鳥にとって、生まれ出て4~5日の経験の差は非常に大きいものが在る。
このような状況下で幼鳥達は身近な岩などからダイブの練習を欠かさない。日に日に高い場所からのダイブを試みるようになり、ついには親鳥とほぼ同じ高さからのダイブをする様に成る。しかしその初めの頃は腹から着水したりしてオッカナビックリというのが良く判る。
しかし、見ている限りでは空中停止、つまりホバリングを行う幼鳥はまだ視た事が無い。ホバリングの技術は一体いつ頃から身に付く技術なのだろう。今後の観察課題だ。
最大5羽のファミリー画像。なかなか一つのフレームに入らず撮影出来ない。
メスの幼鳥のわりに成功裏に行えたダイビングの連続画像。
兄弟が留まる蔓の枝ブランコからのダイブ、腹から落ちてまだ下手くそ。