2016年5月17日火曜日

東京都心のオナガは江戸の昔から人間と共生中? Azure-winged Magpie is living together with human life since year of The Edo Period !

 打ち合わせで、昨日上野界隈に行った際、いつになくオナガの「ギャー、ギャー」という声が近いのでコンパクトデジカメを取り出しその姿を探した。此のオナガはカラスの一種で佐賀県にいるマグパイ(=カササギ)の近縁らしいが大きさはヒヨドリと同等か少し小さい。尾が長いので見てくれ上は始祖鳥に一番近いのではないだろうか?もちろん日本国内での話だが・・・。

 繁殖期に、やはり近所を縄張りとするハシボソカラスに意地悪されているようで、朝から晩まで騒々しい。このオナガは上野の森界隈には昔から居たようで、以前にも紹介したが、浅草のすき焼き屋今半の欄間の彫り物にこのオナガがモチーフの部屋が在る。

 この浅草寺門前の今半別館こそ、あの加山雄三の若大将シリーズで若大将の実家「田能久=たのきゅう」と称したすき焼き屋のロケ現場だ。東京見物に来るならスカイツリーなどに行って中国人と場所争いをするより、この浅草今半でオナガの欄間彫刻を観た方がよほど面白いと思うのだが如何だろう?

 三鷹にも長野県の高原にもこのオナガは居るが、きわめて神経の細かい警戒心の強い野鳥ということで通っている。しかし御徒町近辺のオナガはマンションやビルの屋上、休日の小学校の校庭、街中の公園でギャーギャー鳴きながら生活している。カラスのように出された家庭ゴミを漁っているという話は聴かないが、やっていないとも限らない。今度観察してみようと思う。

平成小学校の校庭のネットに留るオナガ。

こちらも校庭のフェンスにチョコンと乗っかったオナガ。こちらを観察中。

これこそオナガの正体!長さの半分は尾羽。

大銀杏の間を飛び交う。

カラスに脅され、急旋回!コンデジで液晶画面視ながらでは、なかなか撮りにくい。

 今朝のブログは早朝の羽田空港ANAラウンジから・・・。遠方へ朝出張する際は羽田空港発にしろ東京駅から新幹線で移動にしろ朝食は横浜崎陽軒のシュウマイ弁当に決めている。1973年の青山VAN勤務以来の「お約束」もうかれこれ軽く300回以上になるのではないだろうか?