今回のコウライアイサ3羽は1羽のオスと2羽のメスの構成だったが、そのメスはどちらかが親で、片方は子供ではないかと思えるパターンが感じられた。しかし、正確には判らない。片方が割りに押すにくっついて行動するのに、もう1羽のメスは少し距離を置く傾向が強かったためそう見えたのかもしれない。
ヤマセミも時にはつがい+1羽の計3羽で行動するケースが秋から春の繁殖期にかけて見受けられる事がある。このヤマセミの場合は前年度の子供だったり、つがいの兄弟もしくは姉妹がカップルだった片方に死なれた場合、次のカップリングが成立するまでの間、つがいと行動を共にする事が多いようだ。なかには一緒に居るつがいの育雛・巣立ち後のケアを単独のメスがサポートする場面も確認できている。
陸に上がったコウライアイサ一家
オスが採餌中、二羽のメスは岩に上がって休憩中。親子に見えてしかたがない。
別に「あっち向いてホイ!」をやっている訳ではないと思うが、笑ってしまい一瞬レンズがズレて、彼女らが視野から消えた。
羽繕いは何故か一斉に行うのが不思議だ。
常に前を行くのが親なのか?はたまた正妻で後ろが二号なのか?プライベートに興味津々。
オスが他のカモを退かす際も一羽が興味深く見ている。追い払い方を勉強しているのだろうか?
すぐに降りて行き、傍に寄ったカモを真似して追い払うあたり、こいつは子供かな?とも思える。
駄々をこねて鳴いているのか、警戒して親に知らせているつもりなのか?とにかく元気!