2016年2月26日金曜日

球磨川河口部でミヤコドリ観察、つづき。 It is oyster catcher observation at the Kuma river mouth-of-a-river part. Vol.2.

 カラスの追っかけに囲まれた単独のミヤコドリ。結局、北の強風の中風上に向かって一羽で更に沖に向かった。カラス達はそれ以上追おうとせず、群れで金剛干拓の内陸へ戻っていった。

 金剛干拓地の外周堤防土手沿いに八代湾の方へ回ると、沖には強風の中オナガガモの大群が風に向かって波間に集まっていた。結構壮観な景色だった。佐賀の大授搦ではツクシガモが大群で居たが、こちらはオナガガモだった。

 この日球磨川河口部ではツクシガモは数羽居ただけだが、沖合いにもっと居たのかもしれない。

再び飛び立つミヤコドリ

すぐにカラスが取り巻いて、再び護衛状態で移動?

やはりカラスはくちばしの付け根のほうが白っぽいのでミヤマカラスか?

すぐにカラスの追っかけ?は終わり、ミヤコドリたった一羽で強風下、沖へ。

強風のブローに時々左右に振られながら力強く海のほうへ飛んで行った。

飛び立ったツクシガモ、有明海沿岸に多いから筑紫鴨だそうだ。関東では見たことがない。
wikipediaによると少数が日本に飛来と在るが、大授搦ではほぼ全域を占める大群だった。

こちらも派手なカラーリングなのだが、何故かカラスは寄ってこない。飛翔中の色加減は似たようなものだが、カラスから観ると魅力ではないのだろうか?

金剛干拓地の真西を覗くと、オナガガモの群れが、とても数を数えたくない程風上に向かって荒れた海面を埋めていた。