2015年7月8日水曜日

梅雨の人吉球磨、街道古民家を探る。その2. This is old houses along the country road of Hitoyoshi-Kuma area in rainy season. Part 2.

 「今日の話は昨日の続き、今日の続きはまた明日。提供は参天製薬、声とアイディアは前田武彦、永六輔、大橋巨泉、それに私・富田恵子。」これは昭和34年から昭和46年まで横浜に在ったAMラジオのラジオ関東(現・ラジオニッポン)で夜深い時間にやっていた帯番組。日本のラジオ、テレビ界の基礎を作った文化人が行う井戸端会議的番組だったが、世相を切る内容で当時の知識人たちには大人気の番組だったようだ。筆者も中学生だったが毎晩のようにこれを聴いていた。

  いきなり、ノスタルジックな出だしだが、要は「今日のブログは昨日の続き、今日の続きはまた明日。」と言いたかっただけなのだ。

 で、五木街道をもう少し行くと、右にカーブを切って川辺川を渡る。此処からしばらく街道の両側に木造の古屋が点在する。梅雨の雨が降る田植えの頃の水田を背景に、幾つか民家・納屋を撮影した。

梅雨時の湿気がそのまま画面に出ているようだ。

小ぬか雨とでも言おうか、傘を差すかささぬか迷うような雨が続いた。

植物に覆われる木造家屋、植物があれば虫がいる、虫がいれば野鳥がいるはずだ。

これも納屋だろうか?養蚕業の家屋も似ているが少し違うようだ。

残念ながら樹木に隠れて役を成さない看板たち。

やはり大きな納屋のようだ。いつまで残せるだろう。