2015年5月20日水曜日

古都奈良でイソヒヨドリと商店街のツバメ Blue Rock Thrush & Swallow at city of Nara.

 久しぶりに古都奈良に行った。イソヒヨドリという野鳥は以前長谷寺に行った時、門前町付近でオスとメスのつがいが採餌している場面を撮影したが、何故「イソヒヨドリ」と呼ばれているのに海無し県の奈良県でデカイ面をしているのか不思議だった。調べたら「イソ=磯」のヒヨドリと名付けたのは日本での生態から付けられただけで、実際は高山地域の岩の多い所に生息する野鳥だとの事。まるでライチョウではないか?

 一番印象的なのが長崎の大波止付近のビルの上で囀っている姿。人吉のイスミの店の屋根で囀っているのも何度も聴いている。東京では芝浦の運河沿いで5mの距離で鳴いていた。繁殖期ではなくても天気のいい日に限るようだが囀ると記述もある。

 今回奈良では夕方5時頃西陽の強い中、奈良地方独特の曲線カーブの大屋根のてっぺんで鳴いていた。街中をコンパクトデジカメで撮影しまわっていた筆者の真上まで鳴きながら飛んできてくれたのでコンデジで撮ってみた。今朝はその他奈良の土産物屋の店内の看板に営巣したツバメの画像と共にご紹介。
 
柏餅屋の屋根の上で囀るイソヒヨドリ。

ウナギの寝床?の和菓子商店。

また別の家の屋根で囀るイソヒヨドリ。

筆者の上まで飛んできてしばらくその姿をご披露。

銭湯の煙突の梯子の上でも鳴いていた。

由緒ある奈良ホテルの瓦の上でも・・・。

こちらは近鉄奈良駅へのアーケード商店街の庇で下行く人々を見下ろすツバメ。

お土産屋さんの店内の看板に巣を作ってしまったツバメのつがい。
お店の人も宣伝にはなるけれど、真下の商品に糞が落ちるので透明なビニールシートを掛けて商品を守るなど大変そうだった。