オオルリといえば峡谷の崖上の高い木立のてっぺんに留まってゆったりとした大きな声で囀る・・・ものだと説明を受けてきた。確かにそういう場面に遭遇する事も多いが、撮影できている画像を見る限りそうではない場合のほうが圧倒的に多い。今回も自分の目線より下のエリアで動いている画像が多く、地上に降りて採餌する場面も結構多い。
フライングキャッチャーと英名が付いているだけに、ヒタキ系と同じく浮遊中の羽虫等をフライングキャッチするのが本来の採餌方なのだろう。いつか是非そういう場面を撮影してみたい。
このブログでは数回に分けて其の生態画像をアップしてみたい。飛翔中の画像のほうが多いのだが、何かの動作、行動中の画像を中心にしてみた。今日は囀りの最中の画像のみ掲載。
オオルリは光の角度で色が変わって見える。
オオルリは全体が同じ色ではないのが良く判る。
囀っている最中は必死なので飛び立つ事はあまり無い。ツクツクホウシが一連の鳴き声を最後まで鳴き終わらないと飛ばないのに似ているような気がする。
ご多分にもれず、やはり尖ったもののてっぺんは嫌いじゃないようだ。
落ち着いているときほど上を向いて辺りを気にしないようだ。
見通しのよいところで囀るようだ。藪に隠れては囀らない。
見通しさえ良ければ電線にも留まって囀る。
首を傾げてこちらを視認していても脅威を感じなければそのまま囀り続ける。こういう角度で見ると部分による羽根の色の違いが非常に良く判る。
これらは3つの個体の画像だが、場所は割りに接近している。同時に2羽写っている画像もあるがピンが来ていないので掲載しない。