2015年5月14日木曜日

春先の南薩摩でリュウキュウサンショウクイ Ashy minivet of Southern Kagoshima area.

 先日、日光東大植物園で撮影したサンショウクイのレポートに引き続き、リュウキュウサンショウクイのレポートもアップしようと思う。此れは3月末から4月頭に南薩摩~天草~長崎野母崎を探鳥した際の画像。通常サンショウクイの類は高い樹木の梢付近を飛び回っている印象が強いのだが、このときは高さ5m有るか無いかの梢だった。

 勿論、サンショウクイとリュウキュウサンショウクイの生育分布は西と東でそれなりに別れているようだ。九州に行けばリュウキュウサンショウクイ、本州ではサンショウクイ。で、其のサンショウクイが減少してきているらしい。原因を究明中の団体もあって研究が進んでいるという。

初めて視た際にサンショウクイの薄汚れた奴・・・くらいの認識だった。

このときは思いっきり雲が垂れ込めた中、逆光で樹木の中、撮影条件は最悪だった。

4月のはじめ標高が在る程度あったので桜の花がまだ残っていた。


紅葉の若葉が少し周りを明るくしていた。


ピリリリ、ピリリリという独特の鳴き声で存在はすぐに判る。