アップするほうも毎回同じ内容ではつまらないだろうと思い、変化をもたせたつもりだったのだが、あまりそういう心配はしなくて良いようだ。今回はそういう意味では思う存分続編を掲載できた。勿論まだまだ続くし、争いの中で意外な行動・生態もばっちりご報告できるのでお楽しみに。
3月11日~12日のこのブログでは球磨川本流で繁殖期にありがちなヤマセミの争い・戦いの序章をお伝えした。人工的な岩(鰻塚)の上での鳴き合いからくちばしを咥えあっての攻防~空中戦までをお伝えした。
第1回目の空中戦後2羽とも水没したが1羽だけ直ぐに鰻塚へ留まった。その3は此処から。
再び鳴きながら2羽はまっすぐ相手に向かって突進する。
双方全然ひるまず最短距離を一直線に突進!
そのまま空中で激突!猛禽類でもこういう激突は観た事が無い!ゴツンと音こそ聴こえなかったが間違いないガチンコの激突だった。野鳥が此処までストレートに激しくぶつかり合うというのは例が無いのではないだろうか?お互い傷つくという事を考えてのギリギリでの回避、もしくは手加減が在ってもよさそうだと思うが・・・。マジで間に入って「やりすぎだからこの辺で手を打て!」と言いたくなるほどだった。
激突後はさすがにダメージが生じたのか、
2羽とも水中に落ちてしまった。
10mほどそのまま流されて水中でバタバタ。暫く数秒間双方流れの中。
再び上空へ揃って舞い上がったが、全然休もうと云う気配はなかった。
直ぐに再び接近戦へ!
またまた空中でホバリングしながらくちばしを咥え合った。上になった方は瞬膜が閉じ、力が入っている事を表している。
咥え合ったまま空中を横へ移動。
今回の咥え合いは深く、がっちりと組んでしまった。
しっかりと一方が相手を咥えきっていることが見て取れる。
今日は此処まで・・。これでバトルはまだ半分にも達していないのだ。