2015年1月19日月曜日

コミミズクで関西の年明けは大騒ぎ? Does the new year in Kansai seem to be uproar by a short-eared owl?

 関西系のテレビ局が淀川流域に飛来したコミミズクのニュースを流していた。ご丁寧に出現場所の地図や動画まで長々と放映した。観察、見物、撮影の人たちで既に300名を超える人だかりが写されていた。中には学校見学らしき制服生徒の集団まで居る始末。

 「コミミズク」でGoogle検索してみたら幾つかのブログがヒットし、全て今の淀川のレポートのようだった。テレビ報道後、更に見物人が増えている模様。土手近所の生活者への影響が無ければよいが・・・・。多分日本野鳥の会大阪支部辺りでクレームを付けたとは思うが。

 5~6羽来ているとの情報もあり、珍しいのであろう。意外に危害を与えない人間に対しては警戒心も少ないので居なくなる事はないと思うが、場所が場所だけに何が起こるか判らない。行動力旺盛の関西エリアだけに、捕らえて売ろうとする人間が出ないとも限らない。無事を祈るばかりだ。
 その昔横浜の鶴見川に「タマちゃん」と名付けられたアザラシが迷い込んだ時大騒ぎになったことを思い出した。餌付けしようとするもの、モリを持ってきて捕獲しようとするもの、これらを更に取り上げるテレビのワイドショー番組。動画投稿の少年の件にしろ、最近のメディアは世の中を混乱させる事しかしない。


 数日前北関東平野で遭遇したコミミズクレポートに普段の倍以上のアクセスを頂いた。其処で思い出した阿蘇エリアでのコミミズク初遭遇時の画像をほじくり出して改めて見ると、色が多少違っている。背景の影響かいくぶん阿蘇のほうが白い個体だった。幾つかの画像をご紹介。今年は阿蘇地方はコミミズクの飛来がまだ無いようだ、阿蘇山の火山噴火活性化となんらかの関係があるのだろうか?

杉檜林をバックに飛ぶと余計白っぽく見える。

ターンの雰囲気はヤマセミなどと同じ姿勢だ。



やはり背景が空ではない場合は撮りやすい・・・がAFが難しいのだ!


夕陽に向かって飛びながら、こちらへカメラ目線を送ってくれた。今年も遭えるだろうか?