2014年12月29日月曜日

ヒヨドリをしっかりと見たことがあるか? Have you watched a Brown-eared Bulbul well?

 狩猟可能な野鳥の一つにもなっているヒヨドリは大集団での渡りが有名。関門海峡その他海の上を渡る時は、殆どハヤブサの襲撃が付きまとう自然のドラマを目の当たりに出来る意味でも身近な野鳥だ。しかしこの野鳥を何処にでもいるからとじっくり見たことがなかった。
 波の様に上下しながら飛ぶ独特の飛翔スタイルで遠くからでも「あっ!ヒヨドリだ」もしくは「なんだ、ヒヨか」とあまりしっかりとは見てもらえない野鳥の一つだろう。

 しかし、このヒヨドリなかなか観察すると面白い。真冬の今、武蔵野の雑木林ではツグミの群れに混じって混成群を形成している。時々その群れにシロハラが混じる事もある。メジロやスズメ、シメが混じる事もある。理由は上空を舞う猛禽類とカラスの群れから身を守るためだろうと思われる。

 武蔵野はチョウゲンボウ、オオタカなどが上空を舞うことが多い。

我が家の庭木にいつも来るヒヨドリ、大概の事では逃げなくなった。

庭木に来る場合は非常にリラックスしている。こちらが二階のベランダにいて干し柿のケアをしている時など3mの距離で平気にしている。

近所の栴檀の木の実を遊ぶように食べるヒヨドリ。朝この木の周りはうるさい。

ノバラ系の実だろうか、これも盛んについばむ。



隣のミッション系大学のキャンパスには今年は非常に多くのツグミがやってきている。構内を巡回する警備員が来ると一斉に飛び立つ。来春から皇族さんが入学するので警備は厳重になってきている。

右がヒヨドリ、左はツグミ、仲良くこちらへ向かって飛んできた。