2014年11月21日金曜日

5か月ぶりの生ヤマセミ、お出迎え!その2. I took several photos of crested kingfisher at Hitoyoshi. Part2.

 毎日球磨川の朝霧が晴れるのは午前9時過ぎのようだ。したがってその中での撮影は困難を極める。いくつかのポイントを順繰りに回って、その場所らしい画像を収めようと努力はするものの、ヤマセミが居ついて活動する場所は南側に崖を背負った環境が多いため、早朝から昼にかけては朝霧と逆光の二重苦の中での撮影となる。

 しかし、粘るのだ。粘ってヤマセミの声が聴こえさえすればもうしめたモノ。今は採餌の最中なのか?採餌が終わって休んでいる時なのか?嫁取りの最中で落ち着かないのか・・・などなど。生態を注意深く見守れば撮影への心の準備ができる。えーと、ヤマセミは何処だろう?何処だろう?あ、居た!サー撮ろう・・ではまず良い画像は収められまい。下積みが必要。ヤマセミの気持ちになって探せば意外に早く見つかるはずだ。

 今日はせっかくの紅葉シーズンだから紅葉の崖の前での活動を超長玉で収める事にチャレンジ。運よく数少ないモミジの横で留まってくれた。逆光なので少々色的に厳しいか?

此処の崖は黄色い紅葉が多いが、何故かヤマセミが留まるのはこの枝が多かった。

右へ黄色い葉の中を飛んで移動。

そのままホバリング状態に入ってダイブ!

見事にドンコ系の底魚系の黒っぽい餌をゲットした。処理に相当時間がかかった。

何度も水浴びを行ったが、滑りの多い餌だったのだろうか?

餌が大きかったのか、まずかったのか。しばしこのまま。手前はヨシガモ、別名ナポレオン、そういえば最近ナポレオンの本物の帽子が相当な値段で落札されたらしい。