2014年10月16日木曜日

羽根を目一杯広げた美しさ!その2. The beauty that a wild bird opened a wing at the full blast ! Part2.

 昨日のブログが意外に好評で嬉しい!調子に乗って少し羽を広げた野鳥の画像を続けてみようと思う。既に1年前に掲載した画像もあるかもしれないが、切り口を変えると別の見え方がするらしい。北海道の方からの問い合わせで初めて気が付いた次第。ブログの画像はアップする側と見る側で随分見方が変わるものだと学ばせていただいた。

 場所によっては視る事が出来ない種も有ったりするので、そういう点でブログが少しでも役立つと嬉しい。基本的に羽根を一杯に広げたままで滑空する野鳥は圧倒的に猛禽類・海鳥が多く、当然大型の翼面積の広い種が多くなる。しかし中型・小型の野鳥でも羽ばたきの合間に滑空する事がある種もいくつか居る。着地の寸前は別にして、上空でこれを行うものとして筆者が良く目撃するのはヤマセミ、鳩の仲間、クサシギ、イソシギなどだろうか。

 これらを気にして野鳥観察を行うと結構面白い生態に出遭える。
チュウヒの類は他の猛禽類よりは羽ばたきを頻繁にするようだ。

翼が上方へV字型に反り気味で飛ぶので判りやすい。

割りに低空を飛び、葦原に塒を取るようだ。

ハイイロチュウヒのオスは非常に人気もある。同じくV字型飛行スタイルだ。

滑空している時はそれほどV字型が強くない。

晴れていると相当白っぽく見える、ハイイロチュウヒのオス。

葦原ぎりぎりを飛ぶ時は遠くからでもすぐに判る。