なにせ、カラスが小鳥に見える程の大きさだから半端ではない。そのくせ物おじせず、傍によっても逃げない。何もしない事を知っているのだろう。特に落石漁港では2mで逃げないので上野浅草・浅草寺の人々の脚の間を抜けて歩くドバトに近い。
落石漁港では餌を目指して争う姿を見た事が無い。それほど餌には困っていないのではないだろうか?親鳥が若鳥と餌を挟んで対峙していても双方とも平然としている。人が登れない高い堤防の上がこのオオセグロカモメとウミウの繁殖の場らしい。
この後、霧多布岬でのオオセグロカモメ対オジロワシの攻防をアップ予定している。道東での野鳥観察には欠かせない大型の海鳥の一つだ。
車の中から1mで撮影させてくれた。
落石漁港内は人間よりはるかに多い数で主人公に成っている。
霧の深い日はこうして全ての街灯の上にオオセグロカモメが陣取る。
街灯が一杯に成ると倉庫の屋根の上に並ぶ。
港内で残飯を前にしても争わない。
大きな堤防の上が繁殖の場らしい。
民宿の屋根の上にも。
人や車は全く意に関さない。
群れて飛ぶ際は輪を描く、春国岱で。
春国岱で右の2羽が今年の幼鳥だろう。北海道では留鳥だという。