2014年7月14日月曜日

野鳥はセミが大好物らしい。 Seemingly a wild bird's cicada is a favorite food.

 野鳥の撮影をしていると初夏の採餌対象物に蝉が多い事に気が付く。多分空中でフライングキャッチしたのではなく、樹木に留まって鳴いている所を捕えたのだろうと想像している。ブッポウソウの撮影時もトンボ主体で採餌していて、蛾や蝉の類は少ないような気がする。ブッポウソウの場合ダム湖や大きな渓流の傍で採餌するのだから、水の中でヤゴ時代を過ごしたトンボが多いのは良く判る。

 一方で地中で7年も過ごした蝉が出てきて羽化するのは、山中の樹木や葉の上なので、水辺の野鳥より山中を主なテリトリーとする野鳥の方が多いようだ。何事も、一度や二度見かけたからと言ってそれがその野鳥の生態の全てのように評するケースが多いようだが、自然の生態は非常に幅広い。何事も決めつけは良くないと、自分自身戒めながら観察を続けている。

シジュウカラの幼鳥、自力で捕えたのか親から給餌なのか

ハルゼミもしくはヒグラシと思われる蝉を咥えている。

内臓をほじくり出して食べていた。くちばしがまだ黄色い。

こちらはムクドリ、市房ダム湖入り口付近で撮影。

こちらはニイニイゼミの様だ。