2014年5月15日木曜日

佐賀の武雄市図書館にヤマセミ写真集が蔵書された。My photo-book of crested kingfisher was performed by the collection of the library of Takeo-shi.

  佐賀にお住いのヤマセミ撮影仲間の方の取り計らいで昨年自費出版した写真集「川辺川・球磨川流域の山翡翠」が武雄市図書館に蔵書されることになり、今朝雨の中人吉から車を飛ばして届けてきた。大変名誉な事だと思う。唐津市の図書館にも蔵書されることになり、熊本県外においてもヤマセミ保護の役に立ちそうで大変嬉しい。

 噂の武雄市図書館は蔦屋(=TSUTAYA)とスターバックス・コーヒーをミックスさせた複合型図書館兼販売店で、渋谷の代官山にあるTSUTAYAのイメージがあちらこちらに感じられた。非常に雰囲気が有って素晴らしい図書館だ。もともとは六本木ヒルズの角にあるTSUTAYAが原型のようだが、新しい本との接し方を提案した文化・商業施設として話題になるのも納得が行った。

 杉原館長自らお出ましになり図書館の説明を頂いた。全国の自治体関係者が出張までして大挙押しかけ視察して帰るようだ。盛んに記念撮影をしている役人達がいくつもの団体で見受けられたが、撮影禁止(=NO PHOTO)の案内は誰も守っていないのは何故だろう?役人達だから一般常識やマナーに欠けるのかもしれない。

 帰りに干潟の水鳥で有名な大授搦(だいじゅがらみ)に寄ってみた。ネットで潮汐表を観たら満潮から引き潮に入って1時間ほどだったため意外に水鳥の数は多く、ほとんど水鳥に関してはど素人の私でも判るダイゼンやチュウシャクシギ、ハマシギなどが数多くいた。周りに誰もいなかったのだが、200mほど西の「干潟よか公園」辺りから2~3人人が干潟に近寄ったらしく、一斉に全部の水鳥が飛び立ってしまった。したがって個別に撮りたかった希望はごく一部だけ叶い、混成群の画像ばかりになった。
杉原館長さんと3冊贈呈の記念撮影。

杉原館長さんの説明だと既に来場者数は100万人を突破したそうだ。

大授搦(だいじゅがらみ)は潟スキーで漁をする漁師さんが盛んに仕事をしていた。

一番目に付いたのがこのダイゼン!

ワラスボらしき餌を引っ張って長い事格闘していた。

最終的に引っ張り出し美味しそうに食べていた。

ファインダーを覗いて居た瞬間あっという間に画面いっぱいに鳥の群れが入り込み、まるでNHKの自然のアルバムやWILD LIFEの番組のようだった。今までこんな鳥の大群は観たことがない。

拡大してみるといろんな種類が混じっていて何かの紋様のようだ。

それぞれに羽根の形が違うのが凄い!