そんな中、日ごろ邪魔者扱いされるトビが雨後で増水・混濁している川面でかすかに動く小さな魚を見つけ急降下、見事にキャッチした。こちらもその魚を目視出来ていたので、トビと同時にその魚をキャッチした気分になった。野鳥観察を続けているとだんだん視力が向上しているようだ。
今日は2010年に人吉の国民宿舎くまがわ荘の前で生まれて初めて生でヤマセミを観る事が出来た記念日4月1日だ。ヤマセミを観察し続けてあれから4年が経った。今は人吉インターを出てものの10分もすれば目の前につがいのヤマセミを目視できるようになった。もちろん時間帯にもよるが、コツコツと観察を続ける積み重ねの力は大きいと思う。
ヤマセミやカワセミばかりが野鳥ではないと言われたこともあるが、一つの種に魅力を感じて深く観察・研究するのは決して悪い事ではないと思うが如何だろう?
川辺川中流域のこのつがいはまだ二羽で行動中。
左下に白っぽく見えるのが弱った小魚。
風下から掴み掛る姿勢!
ドボンとここまで水中に体を入れているとは思いもよらなかった。
体を平らにしつつ
大きく羽ばたいて
浮き上がった体の下にはつかんだ魚が・・・。
落とさないように掴み直しながら
両足で確実にホールド。これで一件落着。