2013年11月15日金曜日

The Green pheasant walking at bank of Kumagawa river. 球磨川土手の雉の散歩

 You can see many green pheasants at Hitoyosi city area.  But I don't know why.    When I try to take pictures of Crested kingfisher at fields of Hitoyoshi, green pheasant pass over  in front of me often. Green pheasant is Japanese national bird.

 熊本県内、特に人吉に多くの雉が生育している事はあまり知られていないかもしれないが、空港の滑走路から50mの所にも居るという事でその成育密度が如何に高いか判るだろうと思う。これは東京などのコンクリートジャングルで生活している者にとっては羨ましい以外の何ものでもない。

 人吉市内の球磨川土手でヤマセミのお出ましを待っていると、10回に2回は目の前をこの雉が横切っていく。こちらは迷彩服の上下でジーッとしているから、気が付かないのか気が付いても脅威を感じないのか、はたまた人に慣れて距離その他を見切っているのか結構良い被写体に成ってくれる。

 今日の画像の時は球磨川の温泉町の対岸、つまり球磨川左岸でいつもとは違う場所でのヤマセミ観察の最中の出来事。今まで頃ほど近くで撮影できたことは無かった。

如何にも球磨川っぽい背景の中、コンクリの土手を下手から現れた散歩中の雉♂。
 
腰を低くして警戒しながらも太陽の光をいっぱいに浴びながら散歩中。
 
この超極彩色は伊藤若冲ですら鶏ほどは描いていない程の迫力なのだろうか?ちなみに伊藤若冲が描いた野鳥は88種類もあるというが、自分で何度も観た展覧会でのカウントではイスカ、ヤマドリ、ハシブトガラス、オオアカゲラ、アオゲラ、ヒレンジャク、モズ、トビ、ヤマガラ、カケス、オナガ、メジロ、ツグミ、ヒヨドリ、ヒガラ、サンコウチョウ、アオバト、ウソ、ウグイス、イカル、コルリ、シジュウカラ、ベニヒワ、ツバメ、アトリ、チャボ、ソウシチョウ、カワセミ、スズメ、ウズラ、キジ、ハクセキレイ、ホオジロ、ミヤマホオジロ、などだがオウムやクジャクは在るのにヤマセミだけはどうしても無い、その当時からなかなか遭えない野鳥だったのだろう。ソウシチョウは説明書きで判ったもの。
 
雄の顔部分
 
雌の顔部分
 
気が付いたら土手の下に居たのだろう、メスが上がって来て一緒にポーズを取ってくれた。なかなかこういう記念写真は撮らせてくれない、人吉ならではの幸運だった。