先週、盛りが少し過ぎた曼珠沙華の特集をしたが、残りの画像を楽しみに待っているというメールを2名の方から頂いたので、喜んで続編をお届けしたい。これはこの前の小倉南区の井手浦の棚田ではなく、平尾台を超えて東側に降りた貫地区の棚田の休耕田で撮影した曼珠沙華。
この時も小学校のクラスメートの藤井氏と一緒だった。彼の車が無かったら2時間に1本しかないバス便で現場に行くか、JR日豊本線の下曽根駅から1時間ほど歩いて行くしかない。しかし休耕田は随分長い事耕されていないらしく、曼珠沙華は広い面積を占めていた。棚田の縁に一列で生えて咲いているのとは違って巾着田や宮崎県の有名な公園のような群生になりつつあるので今後が楽しみだ。宅地造成されたりしないように願うばかり。
貫地区の農家は専業農家ではなく勤め人の方の田んぼで、収穫・刈取り時は近所総出で共同作業だった。
休耕田のごく一部に見えるが意外にも年々その範囲は広がっているそうだ。観光地化していないだけに写真撮影には最適の場所かもしれない。
曼珠沙華には数多くの蝶が群がる。特にカラスアゲハが好きなようだ。
このような日当たりがそう良くない場所にも密集して少し他のエリアより遅れて満開になっていた。背景が暗い方が赤が映える様な気がする。