2013年8月19日月曜日

Eastern crowned willow warbler is summer migratory bird. センダイムシクイはお気に入りの夏鳥

 Eastern crowned willow warbler come to Japan in summer season. I saw them at Hokkaido, Nikko, Yatsugatake, Lake Nojiriko, etc. You can find out quite easily especially in the early spring. It is breeding time for them.

 センダイムシクイは大好きな野鳥の一つだ。鳥類図鑑などによるとチョチョビーィと鳴き声が表記されることが多いが、筆者にはどうしてもチョチョギィースと最後のスの音が聴こえるような気がしてしょうがない。もっとも北海道での話だが。これら野鳥の鳴き声表記の難しさは何処へ行ってもついて回る。さんざん聴きなれたヤマセミも良く文献にある「キャラッ、キャラッ」という表記のラ行の音はどうしても私には聴こえない。

 むしろ目の前を飛び回るツバメの鳴き声が時々似ていて球磨川沿いの人吉市内でも聞き違えて「えっ?」と立ち止まる事が多い。庭鶏の声を表記すると日本だと「コケコッコー」だが英語だと「コッカドゥードゥルドゥー」だし、犬の声は「ワン、ワン」に対して英語では「バウバウ」だから印象というものは個人差が激しいのだろう。これは議論しても結論は出まい。

 同時にこのムシクイ系は余りにいろんな種が有って、正直撮った画像が本当にセンダイムシクイかどうか自信が無い画像も有る。もし「これはどう考えても違うぞ!」というご指摘が有れば是非ご指導願いたい。その場合はWAMASEMI WEBのお問い合わせのコーナー、もしくはメールでinfo@yamasemi.org まで宜しくお願いしたい。

 今日は日光東大植物園での画像をご紹介するが、今後、戦場ヶ原、北海道千歳市の青葉公園、札幌の野幌森林公園での撮影画像などをご紹介したい。

Eastern crowned willow warbler at Nikko National Park.
5月上旬日光東大植物園でのセンダイムシクイ
 
Singing Eastern crowned willow warbler.
独特の鳴き声なので居所は一発で判るが、なかなかこういった日の当たる開けた場所には出てこないのでラッキーだった。
 
Eastern crowned willow warbler is going to eat a bud.
ムシクイ系なのだが出たての木の芽を背伸びして食べようとしているのか、その木の芽に付いた小さな虫を狙っているのか定かでない。