東京郊外三鷹周辺、今日は昨日よりさらに気温が上がって夏日(25℃以上)になる予報。
昨日都心を徘徊して半袖だったが、今日はタンクトップやノースリーブの御仁が現れるだろう。黄砂も最大値になりそうだからご用心!
昨日の野川の佇まい編に引き続き、同時に収録した野鳥を今日はご紹介。
冬鳥と夏鳥の入れ替えの時期なので、野鳥の種類が少ないか多いか、当たりはずれの多い時期だ。
東京郊外三鷹周辺、今日は昨日よりさらに気温が上がって夏日(25℃以上)になる予報。
昨日都心を徘徊して半袖だったが、今日はタンクトップやノースリーブの御仁が現れるだろう。黄砂も最大値になりそうだからご用心!
昨日の野川の佇まい編に引き続き、同時に収録した野鳥を今日はご紹介。
冬鳥と夏鳥の入れ替えの時期なので、野鳥の種類が少ないか多いか、当たりはずれの多い時期だ。
昨日の昼までの雨が上がり、三鷹にある国分寺ハケ線直下を流れる野川流域は一気に春を通り越して初夏の佇まいだった。
今年の春先は雨が多く、気温もデタラメだったので我が家の玄関先では秋に咲くべき萩の花がちらほら咲いている。例年はソメイヨシノの満開時に顔を出すはずの土筆(つくし)がもう野川土手に顔を出している。
気温が上がる今週末はいつものヤマセミ中心の投稿や団塊世代の愚痴こぼし投稿ではなく、東京郊外三鷹の自然の移ろいをご紹介!
靖国神社の桜・ソメイヨシノの標準木の花がほころび5~6輪以上咲いたと気象庁担当が宣言した昨日。三鷹の住宅街のソメイヨシノは一部の枝がすでに満開状態。
西武多摩川線(旧・是政線)の沿線も野川に近いエリアは菜の花回廊に成っている。
水原一平通訳事件の余韻か、大谷翔平選手の不振(13打席無安打)が日本国中の国民全員の「心配事項」のトップだったとメディアが報じているが、まったくその通りだった。
それが今朝の3打数2安打のニュースで国民の多くも安心したのか、サクラの開花もあって春の嵐にもめげず明るい週末へ向かって再び動き出したようだ。
SNS(特にFacebook)がスタートして今年で20年が経つ。
インターネットを活用する情報機器も、初期のデスクトップPCからノートPCになり、2012年頃からはガラケー携帯がスマホという平たい情報端末にとって代わり急速に発達普及した。
今や世の中、街を歩いていても、筆者が勝手にスマホジャンキーと呼んでいるスマホ歩きの人間をいちいち諫めても仕方がない状態になってきている。
このブログでも過去幾度かこういった情報端末中毒+生成系AIの無制限普及で、人類はすでに脳もフィジカルも退化し始めていると述べている。
スエーデンの精神科医アンディッシュ・ハンセンの説く「スマホ脳」と「運動脳」をしつこいほど勧めるのもこれらの危機感を強く感じているからだ。
これにネットを介して急速に発達したのがSNS(=Social Networking Service)だ。
最初の頃は2004年にスタートしたFacebook 、2006年にスタートしたTwitter(現X)があっという間に世界を席捲したが、ここ5年我が国では世界とはちがうLINEが急速普及し、特に中高年齢層の「おひとり様」のコミュニケーションTOOLとして「LINEに入っていなければ人間じゃない」的な風潮迄生まれている様だ。筆者は入らないが・・・。
このLINE、コロナ過で広がったオンラインのズームなどでのコミュニケーションと異なり、どんなに髪ボサボサの起き抜けでも相手にこちらの姿が見えなくても、井戸端会議、噂話を出来るので、若い世代と同様中高年齢層の「おひとり様」の間で急速に普及したようだ・・ただ日本だけ。
こんな中、SNSに関してネット上のいい加減な情報を鵜呑みにして、SNSの世界を勘違いする高齢者が最近目立って多いという。悲しい事だ。
そのあたりの事をある投稿サイト(60歳代独身男性主宰)が整理していた。
① 今まで使ってきたFacebookから若者離れが起き、今やFacebookは高齢者専用SNSに成っている。
※これは事実ではない。あらゆるデータが示しているし一番利用者が多いFacebookに関しては世界中のビジネス、ユーザーが増えつつある。この投稿サイトはいい加減なキャッチのネット情報を鵜呑みにして、間違った認識をしているようだ。
② 左の〇印項目はFacebookで情報発信する高齢者によく見られる投稿傾向として、「自慢気に・・」と非難するFB投稿者の投稿内容。
右はそのFB投稿者がなぜそういう傾向だと非難指摘したか・・・の某研究機関分析。
〇カワセミなど鳥の写真を自慢・・・・・自分では撮れないからの妬み。
〇暇な人のたいしたことない「料理」・・自分でも投稿するが誰も褒めない。
〇桜などの花や観葉植物の接写・・・・・自分では撮れないからの妬み。
〇孫自慢、犬自慢、酒自慢、釣り自慢・・独り者で子や孫がいないからの妬み。
〇朝陽や夕陽自慢・・・・・・・・・・・その時間に外にいて撮れない妬み。
〇やたらセカンドライフを語る・・・・・語れない自分の不安としての妬み。
〇万歩計または登山自慢・・・・・・・・実行できない自分としての妬み。
〇古い車に固執する古い音楽を溺愛する・自分より詳しいその道の通への妬み。
〇昔の旅行とかを再生する・・・・・・・やりたくても旅行記録のない妬み。
〇それらを度々投稿する・・・・・・・・他人の投稿を見るにつけ悔しい恨み。
〇自撮りをして自慢する・・・・・・・・自分の顔にコンプレックスがある。
※ 筆者これを視た段階ではこの投稿者、自分が出来ない事を他の高齢者がFB投稿で楽しんでいるの観て、非常に羨ましがっているように感じた。
で、これを研究委員として一時期参加していた研究機関へ送って分析してもらったらすぐ(3時間で)に返事が返ってきた。このFB投稿者が高齢者の独身男性である事は氏名同様、記入せず伏せて送ってみたのだが、パターンが最近の典型でターゲット分析は非常に簡単だったそうだ。孫だのセカンドライフだの古い車という言葉ですぐに判ったと。
① 典型的一人住まいの男性高齢者特有の、他をうらやむ妬み傾向が表れています。
② 他人の楽しげな投稿を「自慢している」と決めつける負け組気質があるようです。
③ 独身高齢女性にはない、暗さと将来展望への悲観性があるようです。
④ 友達が少ない上、パートナーを作れない自信喪失的傾向が見受けられます。
※思いのほか筆者の直感に近い回答だったので、やっぱり・・と納得した。
更に、この分析返答データの総論総括にはこうあった。
パートナーの居ない独身高齢男性「おひとり様」の老後~死に至るまでのケアが今後必要で、手遅れに成ると大問題になる恐れがある。一般的に独身高齢男性はデータ上、女性と異なって長生きできない傾向が強い。
異性であれ、同性であれ、パートナーに恵まれない高齢者男性はこうしたSNSで情報を発信拡散するが、それに対する反応が鈍かったり無くなってくると、さらなる泥沼にはまり自己を失いかねないため、周りのサポートが非常に重要だ。
筆者は思わず自分の今の生活環境・境遇に感謝しつつ、この問題を同世代、あるいはこの後に続く世代の重要案件として情報収集に励もうと感じた。
今週頭から2回にわたってご紹介した「ヤマセミつがいの巣穴掘り」
今日からは、前回の場所から6㎞離れた別の場所での別のつがいの巣穴掘りをご紹介。
この場所は地元の野鳥団体の幹部に現場も見ず、撮影行動は繁殖に影響が出ると決めつけられ、メーリングリストで「営巣中の野鳥を撮影しないように」と団体員へ公開でメールを送られ、公開処刑のように非難された場所。
後で団体メンバー数人に訊いてみたら、東京から来たよそ者に、地元の人間でも出逢い難いヤマセミの営巣活動を発見されて撮影されてしまい、妬みからの行動だろうという話だったが、呆れてしまった。野鳥撮影愛好家に時たま見られるタイプの御仁だったようだ。
改めて場所の説明をすると・・。
Google Mapをベースに撮影地点(ある施設の駐車場)から巣穴までの様子を表わしてみた。観察撮影場所から巣穴までの直線距離は8~90m以上あると思われる。地図上の道路の幅・家屋の大きさを見れば理解いただけよう。
昨日の続きだから、前置きは無い。
掘削中の巣穴へ二羽で向かったヤマセミつがい。先導したメスが一撃掘削し、オスに交代を促したものの、オスが掘削せずに一緒に右の方へ戻ってきてしまう所からの今日の展開。
ヤマセミの生態シリーズ 第2弾 ヤマセミの巣穴掘り その1。
「ヤマセミは通年つがいで暮らす」‥の次は繁殖期の巣穴掘りに関する項目。
2010年~2020年までの11年間で観察したヤマセミの繁殖行動において、まったく新しい所に巣穴を掘っている場面は計4回記録している。古巣を再利用しているケースも4回。計8回の営巣観察記録が残っている。
全く新しい所と言っても古巣の在る壁の10mほど離れた所だったり、2~3mしか離れていない場所だったりするケースも多い。全く新しい環境に掘るより、一度繁殖が成功した環境での「安全性・利便性」を経験値として記憶しているのだろう。
人吉市の場合は高さ15~20mのシラスの壁(火山灰が降り積もって出来た崖)が非常に多いので、70%以上の巣穴はシラスの壁だが、そうではない砂岩の壁や赤土の壁に巣穴を掘っているケースも決して少なくない。
今日ご紹介の巣穴掘りは球磨川本流に面した北向きの崖で、赤土の非常に崩落しやすい場所。事実2年後にはこの巣穴の壁附近全体が大崩落を起こし、跡形もなくなってしまった。
カット数で13カットの説明に成る為、2回に分けてレポートしたい。なお、この巣穴掘りの最中非常に珍しい一瞬が撮れている。ヤマセミつがいの生態を知るには貴重な瞬間かもしれない。