3月上旬に企画して2か月足らずで新しい野鳥の写真集「明治神宮100年の杜 野鳥」が完成しました。
印刷物はごく近しい仲間に配るだけなので20冊も作っていませんが、ネット上で誰もが全頁を自由に閲覧出来るようにしたので、是非ご覧いただきたいと思います。
同時に、お気に入りの見開きがあったら上のオレンジのGood Shot!をクリック頂けると大変助かります。これは、別に沢山「いいね!」を頂くとクーポンのように何かもらえるとか言うのではなく、野鳥の好きな方々の写真集として好みの傾向をデータ調査するものです。 是非次の写真集への参考にさせていただきたいと考えています。Canonの自費出版サイトPHOTOPRESSOはこういうシステムの点で非常に優れていると思います。ネット時代の自費出版の開拓者と言って良いでしょう。
勿論、プロの方々の写真集と違って撮影頻度も機材も単なる野鳥撮影愛好家レベルなので、ご期待に沿えない部分は是非ご容赦願下さい。
元々は、はじめに・・・のページにもある通り、2015年に放送されたNHKスペシャル「明治神宮 不思議の森~100年の大実験~」を観て、あの明治神宮の杜にオオタカが生息しているのだと知って驚いたのがおぼろげながらいつか写真集を創ってみようと思い立ったきっかけ。
それから6年が経って、先日これまたNHKスペシャルで「ワイルド東京」という過去において既報の映像を再編成し、外国のディレクターの眼で大東京に棲む野生動物の生態を上手にまとめた番組がありました。これを観て「なるほどな」という事で明治神宮の杜の野鳥を一冊の写真集にしてみようと思い立ったのです。この番組はこのゴールデンウイーク・5月3日(祝)の13:05~13:55NHK総合TVで再放送されるのでご覧いただけます。
天下のNHKさんと一個人ではあまりにもレベルの差があるのは重々承知の上、大胆にも今まで明治神宮で撮り溜めた画像を何とかまとめてみたいというエネルギーが一気に爆発して、作業へ突き進んでしまったというのが実際の所です。
筆者は2006年頃から野鳥の写真を撮影するようになって、2008年からこの明治神宮の杜にカメラを持って入るようになっていたものの、当時はまだオシドリだのカワセミなど誰もが知っている綺麗な野鳥が被写体でした。
そうして今まで撮り溜めた野鳥の画像は相当な数にはなるものの、神社としての明治神宮の佇まいは新年の横綱手数入りを撮りに行ったくらいであまり撮影してません。そこで仲の良い新進アマチュアカメラマンに一緒に100年の杜に入ってもらい、まだ観慣れていない明治神宮の杜の魅力を画像に切り取ってもらいました。
これはハワイのホノルルへ初めて行った人がダイアモンドヘッドや道路わきのハイビスカスを一生懸命撮るが、二度三度行くともう撮らなくなってしまうという実体験から学んだことでした。感動は最初、いわゆるファースト・インスピレーションが大事である事を大切にしたのです。
Before 写真集画像撮影中
After 完成後 反省会 (1名デート優先で不参加)
この写真集はこのURLから自由に入れます。途中まで観て此処から先は有料とか言う嫌らしいネットメディアの情報とは違い、最後までフリーでご覧いただけます。同時に最後の方に出ている過去の写真集三種もクリックすれば引き続きご覧いただけます。
https://wpb.imagegateway.net/gallery/book/4032879749
その写真集の中から、比較的多くのgood Shot!を頂いている見開きを数ページ御紹介してみます。まだ公開して5日目でのデータから選んでいます。
PHOTOPRESSO の制作ルールで完全に自由な表紙は作れないのが残念。
この画像は現在NHK放送センターが入っている渋谷スクランブルスクエアビルの屋上から。
実は明治神宮の境内に紅葉する樹は決して多くない。
何と一番Good Shot!の多いのがこのページ。意外だった。
今後もいくつかの写真集を企画しています。南九州の野鳥、球磨川流域の野鳥など。