こういう米国大統領選挙をシーソーゲームというのだろうか?非常に原始的で一律性に欠け、アナログ・システムの選挙。そのシステムが各州で異なるというのも「合衆国」らしいと言えばらしいが、この国は浦賀にペリーが来たことろと基本的な本質は何も変わっていない。
相も変わらず、人口より多い銃が国内に存在し、スーパーで自由に買える国なのだ。ニューヨークで10階建て以上のビルが既に建っているメインストリートの高架上を、煙を吐きながら蒸気機関車が走っている頃、ワイオミングの山麓では列車でやってきた殺し屋達をシェーンが撃ち殺していた。
あの「遥かなる山の呼び声」のテーマソングと共に馬上で死んだままのシェーンが山へ消えていく頃と、今のアメリカ合衆国は何一つ変わっていない。文明開化と共にさっさとちょんまげと刀を排した我が国との民族性の違いをこの選挙は大いに報道してくれている。
米国メディアの世論調査名のなんといい加減な事!あまりにデタラメな事前調査や見立てで世界中が騙されている事実を見れば、現職トランプの様な「ジョーカー」的異端児を平気で国のトップに据えてしまう国民性の摩訶不思議さを感じざるを得ない。
トランプが再選されれば、更に勢いづいてハチャメチャをやるだろうし、バイデンが大統領に成れば、脳もフィジカルもポンコツなので、途中で辞任するかも知れず、初の女性大統領が生まれる可能性もあって、なかなか目が離せない選挙戦ではある。
前置きはこの程度にして、今日は霞ヶ浦の先週の猛禽類観察のチュウヒ・レポート。
基本的には3羽の個体を確認できた。早朝7時過ぎから観察したが、採餌なのか何なのか葦原へ反転急降下で4回、静かに消えること2回(その後出てこない)。まだ生態観察とまでは行かなかったが、二羽の飛翔シーンだけ今日はご紹介。