前回に続き、巣立った幼鳥への給餌が如何に大変な事なのかを実際に知ったオオタカレポートの後半をご紹介したい。同じ日の続編となる。
比較的大きな獲物を足で掴んだ親鳥は、盛んに樹林帯の中で鳴きながら幼鳥たちを傍へ来るように促すが、幼鳥たちは樹林帯の外で勝手に鳴くばかり。
昨日も画像提示したが、樹林帯の葉の隙間から見ると外では幼鳥が円を描いて飛び回り親にアピールしているのが見て取れる。
一方で親鳥は、何と巣立った巣に餌を運び「戻っておいで!」と叫ぶ・・。
が、反応が無いので樹林帯の暗い部分へ移動。
しかしその木の下にグループのバーダー10名ほどがにじり寄ったのですぐに飛び立ち・・までの状況が前回の様子。
そこからが今回のご紹介。
前回の樹林帯を飛び立った最後のカットの続きがこの画像になる。高い針葉樹の上部に留まり盛んに幼鳥を呼び続ける。
そうして答えるように鳴く幼鳥の方向を見定めて再び飛び立つ・・
今までで一番大きな獲物だろうか?重たいので飛び方にスピードが無い。
獲物が小鳥のヒナ二羽という事も十分考えられる
30mほど離れたやはり高木の上部へ到着した。
次の瞬間、更に右の樹木から幼鳥が飛び出て来て親鳥の木へ・・。